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木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準(案)の概要の公表

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2022.11.2 update

「脱炭素社会の実現に資するための建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律等の一部を改
正する法律(R4.6.17交付 法律69号)」を受け、2025年4月(3年以内)施行予定の「構造関係規

定」に関し、ZEH等の省エネ性能の高い木造住宅・建築物(木造軸組・枠組壁工法・伝統木造)に

係る壁量等の基準(案)の概要が公表されました。

・木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準(案)
 の概要の公表について(PDF形式:889KB)

・(別紙)木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の
 基準(案)の概要(PDF形式:254KB)

 具体的には、木造の壁量計算(令第46条)、柱の小径(令第43条)に関し、省エネ性能の高い木

造住宅・建築物に関する新たな壁量基準や柱の小径等が追加され、併せて、その他配慮することが望
ましい事項等が公表されました。

 2025年4月の施行となりますが、木造建築物の重量化に伴い、
・必要壁量の大幅な追加(別添の方法②)に加え、
・建築物の荷重の実態に応じてより精緻に検証する方法(別添の方法②)が追加整備され、
また、多雪地域を含めた柱の小径(令第43条)の規定も追加されていて、今後、木造住宅・建築物
の計画に際し、想定しておく必要があると考えます。

 

詳細は下記PDFをご確認ください。

・木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準(案)の概要の公表について

・(別紙)木造建築物における省エネ化等による建築物の重量化に対応するための必要な壁量等の基準(案)の概要

 

こちらの国土交通省HPと日本建築防災協会HPも参照ください。

(国土交通省HP)必要な壁量等の基準(案)の概要の公表について
 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000166.html

参考:(国土交通省HP)改正建築物省エネ法・建築基準法等について
 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/jutakukentiku_house_tk_000163.html

※簡易な構造計算で建築可能な3階建て木造建築物の範囲の拡大、建築基準法に基づくチェック対象

 の見直し等を含みます。

また、(一財)日本建築防災協会のホームページにおいて、上記の基準(案)を補足する技術的資料

が公表されておりますので、併せてご案内します。
今後、Q&Aについても順次掲載することとしています。

(日本建築防災協会HP)ZEH必要壁量等関係【補足資料】
 https://www.kenchiku-bosai.or.jp/srportal/zeh_wall/

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