2014.10.1 update
(この記事は(一社)日本木造住宅業協会発行の「木住協からのお知らせ」から転載しています。)
国土交通省は、9月12日、平成25年度分の住宅着工統計による再建築状況の概要を発表しました。この調査は、住宅着工統計のうち、除却を伴う新設住宅着工戸数について調査することにより、再建築の状況を把握することを目的とするもの。
(1)再建築戸数と除却戸数
1)再建築するために除却された住宅戸数は、全体で78,857戸であり、その跡地に再建築された戸数
は、103,406戸(1.31倍)であった。
2) 利用関係別の再建築戸数を除却戸数に対する割合でみると、持家が0.90倍、貸家が2.41倍、給与
住宅が0.88倍であった。
また、これを圏域別にみると、首都圏が1.55倍、中部圏が1.09倍、近畿圏が1.20倍、その他地域が1.19倍であった。
(2)再建築率
再建築率とは、全新設住宅着工戸数に占める(1)の再建築に係る新設住宅着工戸数の割合をいう。
1)平成25年度の再建築率は、10.5%であった。(24年度は10.6%)
・持 家 15.2%(24年度は15.1%)
・貸 家 12.0%(24年度は12.2%)
・分 譲 1.7%(24年度は 2.7%)
▼詳細は、下記のURLをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/common/001054799.pdf